治療に使用される詰め物やかぶせ物の素材や種類
治療に使用される詰め物やかぶせ物の素材や種類によって、健康保険の適用に違いがあります。
種類 | 健康保険の適用 | 内容 |
銀合金 | 適用 | 銀合金でできています。 |
硬質レジン | 前歯の1~3番目まで適用 | プラスチックでできています。 |
CAD-CAM冠 | 4、5番目の単冠のみ適用 | プラスチックでできています。 |
メタルボンド | 適用外 | 陶材でできています。内側は金属。 |
セラミック | 適用外 | 陶材でできています。 |
白金加金 | 適用外 | 白金加金でできています。 |
ゴールド | 適用外 | 金でできています。 |
差し歯 | 適用 | 保険適用材料(プラスチック)を使用した場合。 |
適用外 | 保険適用材料(プラスチック)以外の素材を使用した場合。 | |
ブリッジ | 適用 | 基本的に1本欠損した歯を2本で補うケースが保険適用。保険で定められた金属を上部構造に使用します。また、前歯に限り金属ベースのプラスチック(白い歯)を使うことができます。 |
適用外 | 金やメタルボンド(白い歯)を使用した場合。 | |
入れ歯 | 適用 | 保険適用材料(プラスチック)を使用した場合。 |
適用外 | 保険適用材料(プラスチック)以外の素材を使用した場合。 | |
歯科矯正 | 適用 | 定められた疾患により矯正が必要となった場合のみ、一定の医療機関において保険で矯正治療が受けられます。 |
適用外 | 上記以外はすべて保険適用外となります。 (容ぼうを美化したりするなどのための費用は、医療費控除の対象になりません。) |
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インプラント | 適用 | 腫瘍や骸骨骨髄炎などの病気や、事故の外傷などによって、顎の骨の1/3以上を連続して失ってしまった場合は適用になります。 |
適用外 | 歯周病や加齢による顎の骨の吸収(やせ細った)は対象外となります。 |
医療費控除に関する説明は、医療費控除についてのページをご参照ください。